#Silhouette Extra Tale 改訂版 裏終章「夢見る少女」中編 !v29=3 !v35=1 !v36=1 !v38=1 !wait60 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(Action)雷光 !wait4 !se !se(Action)雷光 !wait4 !se !wait10 !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !wait60 @409 \s\c[4]\f[30]みんな、\n[2]\n[2]\n[2]大ッ嫌いだぁぁぁーっ!! !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !wait4 !se(Action)雷光 !wait2 !se !se(Action)雷光 !wait2 !se !se(Action)雷光 !wait2 !se !wait12 !se(Action)雷光 !wait2 !se !se(Action)雷光 !wait2 !se !se(Action)雷光 !wait2 !se !se(Action)雷光 !wait2 !se !se(Action)雷光 !se(Action)爆発音 !se(Action)ジュゴー @0 !mv !wait10 !bgm緊迫状況 @402 あっ……! @1 し、しまった……! この光……やっぱり、あの時と同じ……! @402 そ、そんな……。 こんな……こんな事って……。 @0 !mv !wait60 !mv住宅地 !wait40 !se(Action)学内歩き !wait4 !se !se(Action)学内歩き !wait4 !se !se(Action)学内歩き !wait4 !se !se(Action)学内歩き !wait4 !se !se(Action)学内歩き !wait4 !se !se(Action)学内歩き !wait4 !se !se(Action)学内歩き !wait4 !se !se(Action)学内歩き !wait4 !se !wait20 !se(Action)ズシャアアー @132 はあっ……はあっ……はあっ……! くそっ……行きと帰りの道が 全然違ってるじゃん……。 一体、いつになったら入り口に……。 ……。 @131 ……んっ? @1 って……なんだ、この感じ? 空気がピリピリして、ずっしり重い…… \sさっきまで何もなかったのに……。 !wait20 @130 ……っ! @1 まさか……セトの身に何か……!? !se(Action)跳ね @132 くっ……くそっ!! !se(Shooting)撃破A @0 @133 どうしてすぐ気付かなかったんだ!? 早く、セトのとこ戻らなくちゃ……! @1 セト……待っててっ!! 僕、すぐに戻るから……! !wait10 @130 ……っ!? !wait20 !v35=2 @400 \c[5]……。 @130 ……\sセトの記憶? なんで、急に……。 @400 \c[5]……。 @130 ……。 !wait60 もしかして……。 僕に……戻るなって言いたいの? @400 \c[5]……。 @130 ……。 !wait80 @134 ……\sそうだったね。 約束……したんだもん……。 !wait20 @1 セトを信じたからここにいるんだ…… セトだって、きっと僕のこと信じてる……。 今は、僕にしかできない事をしなくちゃ……。 @130 ……ごめん、ありがとう。 僕、もう大丈夫だから……。 @400 \c[4]……。 !wait60 @260 @130 ……。 無事でいてね、セト……。 !wait60 !se(Action)跳ね @0 !se(Shooting)撃破A @133 時間がない……急がなくちゃ!! @0 !mv住宅地 !mvnil !se(Action)学内歩き !wait4 !se !se(Action)学内歩き !wait4 !se !se(Action)学内歩き !wait4 !se !se(Action)学内歩き !wait4 !se !se(Action)学内歩き !wait4 !se !se(Action)学内歩き !wait4 !se !se(Action)学内歩き !wait4 !se !se(Action)学内歩き !wait4 !se !se(Action)学内歩き !wait4 !se !se(Action)学内歩き !wait4 !se !wait80 !v5=1 !mvシシトの部屋 !wait40 !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !wait8 !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se @730 ……っ! @833 ……っ! @410 ……えっ? !wait30 !se(Action)ジュゴー !se(Shooting)撃破B @0 !mvシシトの部屋 !mvnil !mvシシトの部屋 @731 なっ……!? @411 い……犬山さん!? @831 な、なんだ、この\r[禍々,まがまが]しい光は!? @731 (あ、赤い光……) (まさか……そんな……) @410 これ、温かいのかな……。 @833 いや、何をのんきな……。 @730 ……っ! !se(Action)跳ね @736 さ……触ってはいけませんっ!! この光は……! @412 ……? !wait15 !se(Action)雷光 !se(Action)殴打 @0 !mvシシトの部屋 !mvnil !mvシシトの部屋 !se(Action)ドゴン @413 キャアッ!? @731 あっ……! @831 だっ、大丈夫かーっ!? @412 は、はい……。 ちょっと、\r[痺,しび]れただけです……。 @731 よ、よかった……。 @833 女神様……この光は一体……。 !wait20 @737 ……\s最も恐れていた事態です。 リセットの魔力が……\s暴走を始めました。 @410 ……っ!? @831 な、なんですとーっ!? @730 ……しかし、リセットが目を覚ました 様子は見受けられません。 おそらく、意識の世界で何かが……。 @410 意識の世界で……。 !wait30 @412 ……っ! @833 ま、まさか、シシトやセトに何か……! @737 ……それは分かりません。 ただ、このまま放っておけば…… \s暴走したリセットの魔力が膨れ上がり、 いつか大爆発を起こします……。 もし、そうなってしまったら……。 @412 ……しまったら? @731 ……。 この島そのものが、一瞬のうちに 消滅してしまうでしょう……。 @831 なっ……!? @412 そ、そんな……。 @833 女神様、どうにかならないのですか!? このままでは、全く関係のない 人々にまで被害が……! @737 ……分かってますよ。 しかし、人々を避難させる時間も、 被害を最小限に抑えるだけの魔力も、 私には残されていない……。 たった一つの方法を除いては……。 @833 たった一つの方法? @410 ……。 それって……まさか……。 @737 ……。 !wait60 @736 ……\s『送還』の魔法を使用します。 爆発を未然に防ぐしか…… \sリセット自身を消してしまうしか、 方法はありません……。 @412 ……っ!? @833 だ、大丈夫なのですか!? 女神様は、まだ魔力が……。 @736 できるできないではありませんよ。 私がやらなければいけないんです…… \s世界を守る神の役目として……。 @830 女神様……。 @730 ……とにかく、時間がありません。 二人とも、危険ですから 離れていてください。 これより、さっそく詠唱に……。 !wait20 !se(Action)跳ね @413 ま……待ってください、女神様っ!! @731 ……っ! @833 お、おい……何をしてるんだ!? 女神様が魔法を使えないだろっ! 早く、こっちに……! @412 だ、だって…… まだ、シシト君と犬山さんがっ! @730 ……言ったはずですよ。 もしもの時はやむを得ない、と……。 @833 初めから想定されていた事態なんだ。 シシトだって、それを承知した上で 助けに行ったのだから……。 !se(Action)跳ね @413 わ……分かってますよっ!! でも、もう少しだけ…… \sもう少しだけでいいんですっ!! きっと、シシト君がなんとか してくれますから……! @737 こうなっては、もう、遅すぎます……。 シシトさんの力では、魔力の暴走を 止めることなんてできない……。 \r[僅,わず]かな望みにすがっていられるほど、 時間は残されてないんです……。 @412 で、でも……! 女神様だって、ホントは……! @736 \f[32]冬村さんっ!! @411 ビクッ!? @833 め、女神様……? !wait40 @730 ……\s聞かなくても分かるでしょう。 私だって、ホントは待っていたい……。 リセットを消さずに済むのなら…… いつまででも待っていたいですよ……。 !wait60 !se(Action)跳ね @736 ええ……そうですよっ!! 私は、あの子を消したくない…… あんな事、繰り返したくないんですっ!! なんでわざわざ聞くんですか!? あなただって姉妹なんでしょ!? \s\f[28]私の気持ちくらい分かってよっ!! @412 あっ……。 !wait40 @731 ……\sでも、ダメなんです。 個人的な理由のためだけに、 多くの命を危険にさらすことなんて 私にはできません……。 私は、この世界を守る者…… \sワガママなんて言えないんですよ。 @412 ……。 @830 ……。 @737 ……もう一度だけ言います。 危険ですから、そこを離れてください。 恨んでくれて、構いませんから……。 @412 ……。 !wait80 !se(Action)ドゴン @0 @412 ……うっ。 あっ……\sうあっ……\sうっ……。 @830 冬村……。 @412 わ……わた、し……。 私……どうしたら……。 @730 ……\s信じましょう。 詠唱を終えるまでの、僅かな時間……。 その間に、奇跡が起きることを……。 @412 女神様……。 @737 ……おかしいですよね。 神が、奇跡を信じるなんて……。 !wait60 @736 ……\sこれより、『送還』の詠唱に入ります。 クロウは、彼女の側に ついていてあげてください……。 @830 ……分かりました。 @1 「────」 !wait60 @412 ……。 !wait60 シシト君……\s犬山さん……。 !mvnil @0 !mv !wait80 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait8 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait20 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait8 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 @408 \c[2]……。 !wait60 \c[2]ははっ……。 \c[2]やっぱり、最後はこうなっちゃうんだ……。 \c[2]これで……何もかも、おしまい……。 !se(Action)跳ね !v35=1 @402 リ……リセットさんっ!! !wait12 !se(Action)雷光 !se(Action)殴打 @401 キャアッ!? @408 \c[2]あんまり近づかない方がいいよ。 \c[2]もう、私にも止められない…… \s魔力がどんどん溢れてきちゃって、 爆発するまで膨らむの……。 \c[2]どうせ消えちゃうんだったら…… 苦しまずに、一瞬で消えたいでしょ? @402 そ……そんな……。 !wait20 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait8 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 @408 \c[2]……でも、不思議だね。 \c[2]昔、あんなに怖かったのに…… 今はなんにも感じない……。 \c[2]分かってるからなのかな…… \sこうなったら、助からないって……。 @402 な……何を言ってるんですか!? まだ決まったワケじゃないのに、 最初から諦めるなんて……! @409 \c[2]\f[32]うるさーい!! !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait3 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait3 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait10 !se(Action)雷光 !se(Shooting)撃破A !se(Shooting)撃破C !se(Shooting)カノン @401 うわあっ!? !se(Action)ドゴン @0 !mv !se(Action)ドゴン !wait15 !se(Action)ズシャアアー !wait30 @408 \c[2]……。 !wait60 \c[2]無理なんだよ……。 \c[2]この力がある限り、私は いつまでたっても独りぼっち……。 \c[2]誰も助けることなんてできない…… \sやるだけ無駄なんだよ……。 @402 はっ……\sはあっ……\sはっ……。 あ、頭が……はあっ…… \s頭が……クラクラ、する……。 @408 \c[2]自分の状態も分からないの? \c[2]あなた、もうボロボロじゃない…… \sちっとも回復魔法使わないんだもん。 \c[2]そんなんじゃ……魔法を使うどころか、 普通に立つことだってできないよ。 @1 分かってるよ、そんなの……。 全身が痛くて悲鳴を上げてる…… 赤い魔力が傷に響いて余計に辛い……。 でも、もう少しだったんだもん…… \sもう少しで、あなたを助けられるって、 そう思ってたのに……! !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait8 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 @402 ……。 !wait40 まただ……。 また、私のせいで……。 !wait20 @1 助けようって思ってたはずなのに……。 私が変なことしちゃったせいで…… 取り返しのつかない事になっちゃった……。 冬村さんの時と、全く同じだよ……。 私……なんで、こんな……。 !wait80 !bgm !wait20 @0 \c[2]「ごめんね……」 @402 ……えっ? !wait20 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait8 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 @408 \c[2]……。 !wait40 \c[2]私が普通に生まれてこれれば……。 \c[2]ううん……私が生まれてこなければ、 こんな事にはならなかった……。 \c[2]でも、私、こんなんだから…… \sあなたまで苦しめちゃったよね……。 \c[2]だから……ごめん……。 @402 リ……リセットさん……? !wait20 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait8 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait15 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait8 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait8 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 @1 \c[2]「……今更だって分かってる」 \c[2]「許してなんて言える立場じゃないよ……  \sでも、あなたには分かってもらいたいの……」 \c[2]「私だって……こうなりたくなかった……」 \c[2]「もっと、普通の女の子に生まれて……  \sあなたみたいな子と友達になりたかった……」 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait8 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 @402 ……っ!? @1 \c[2]「悔しいけど……もう、さよならだね」 \c[2]「でも……最後に、これだけ言わせて……」 !wait60 \c[2]「もし……\s全部、消えちゃうことになっても……」 \c[2]「あなたの事……\sちゃんと覚えとくから……」 \c[2]「……\sごめん」 !wait80 @0 \f[16]「なん…で……」 @408 \c[2]……えっ? @1 「……」 !wait40 !se(Action)学内歩き !wait5 !se 「そう思ってるんだったら……」 !wait60 !se(Shooting)撃破A @404 なんで諦めるようなこと言うんですか!? あなたは何も悪いことしてない…… \sこんな事、あっちゃいけないんですっ!! @408 \c[2]……っ!? @1 許さない……。 誰かのために涙を流せる子が…… 幸せになれないなんて絶対許さない……。 私が……\sなんとかしないとっ!! !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait8 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 @408 \c[2]な、なんで……。 \c[2]なんで立つの……\sなんで諦めないの? \c[2]結果……もう分かってるんだよ? \c[2]あなたじゃ何もできない…… \s私と同じ力なんだから、尚更……。 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait8 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 @404 そうですよっ!! 私は、あなたと同じ……。 力や見た目とかじゃなくて…… \s何もかもが同じだったんですっ!! @1 全てが似たり寄ったりの私たち……。 同じような孤独を感じてて…… 同じようにずっと一人で悩んでた……。 もしかしたら……\s私だって、この子と 同じになってたかもしれない……。 何もかもがイヤになっちゃって…… 大切なはずの人を恨んだり、傷つけたり してたかもしれないんだ……。 ……\sでも。 !wait30 !v5=0 @0 !mv薙島高校 !wait30 !mvnil @1 私は……そうならなかった。 独りぼっちの苦しみから助け出されて、 今、ここにいるんだから……! !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait5 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait5 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 @400 私が助かったんですから…… あなただって、絶対助かるんです。 だから、私は決して諦めない……。 あの時、あなたが冬村さんを 助けてくれたように……。 !wait60 @404 \s今度は……\s私があなたを助けますっ!! !wait10 !se(Action)跳ね @0 !mv !wait10 @408 \c[2]……っ!? @404 ……。 @408 \c[2]な……何をするの? @404 ……こうするんですよ。 !wait40 !se(Action)シュイーン !se(Action)バリア音 !wait20 !se(Action)シュイーン !se(Action)バリア音 !wait20 !se(Action)シュイーン !se(Action)バリア音 !wait20 @408 \c[2]えっ……? !wait20 @1 他に方法なんてない……。 一か八かだけど、必ず成功させなきゃ……! !se(Action)シュイーン !se(Action)バリア音 !wait15 !se(Action)シュイーン !se(Action)バリア音 @408 \c[2]な、なんなの、それ……? \c[2]私が知らない魔法を使えるはずは……。 !wait20 @409 \c[2]……っ!? !wait20 @1 \c[2]「リセット……まだ魔法の勉強してたの?」 \c[4]「あっ、姉さん」 \c[2]「やれやれ、ホントに頑張り屋さんね……」 \c[2]「お昼寝の時間も忘れて夢中になるなんて……」 \c[4]「姉さんはお昼寝に夢中なんだよ」 \c[2]「……」 \c[4]「ご、ごめんなさい……」 \c[2]「まあ、別にいいけど……  そろそろ終わりにしたらどうなの?」 \c[2]「疲れた状態じゃ何も覚えられないわ、  適度に休むことだってお勉強よ」 \c[4]「……そうだね」 \c[4]「簡単に覚えられそうにないし……  今日は、これくらいにしとこっかな……」 \c[2]「ふーん、珍しいわね……」 \c[2]「リセットにも苦手な魔法ってあるんだ」 \c[4]「苦手っていうかね……こういう魔法、  あんまり好きじゃないんだよ……」 \c[4]「なんか、人の自由を奪っちゃうみたいで……」 \c[2]「あー、なるほどね」 \c[2]「確かに、リセットが嫌いそうな魔法かも……」 \c[4]「むーん……」 \c[2]「……でもさ」 \c[2]「そんなに好きじゃないなら、無理して  覚えなくてもいいんじゃないの?」 \c[2]「魔法なんて他にもいっぱいあるんだし……」 \c[4]「そうなんだけどね……」 \c[4]「この魔法……できれば覚えておきたいの」 \c[4]「いつか、役に立つような気がするから……」 \c[2]「ま、それなら頑張るしかないわね」 \c[2]「とにかく、今日はもう休みなさい……  私だって心配になっちゃうんだから……」 \c[4]「はーい」 \c[2]「……ところで」 \c[2]「リセットが覚えようとしてた魔法って、  一体、どんなのなの……?」 \c[4]「これだよ、これ」 \c[2]「んっ……?」 \c[2]「……」 \c[2]「これは……」 @0 !mv !wait100 !se(Action)シュイーン !se(Action)バリア音 !wait10 !se(Action)シュイーン !se(Action)バリア音 !wait15 !se(Action)シュイーン !se(Action)バリア音 !wait5 !se(Action)シュイーン !se(Action)バリア音 !wait5 !se(Action)シュイーン !se(Action)バリア音 @409 \c[2]ま、まさか……それって……!? @400 ……そうです。 ほとんどの魔法を覚えたあなたが、 たった一つだけ身に付けられなかった、 あなたにとってキライな魔法……。 あなたのために、私が使います……。 !wait60 @404 \s\f[32]『封印』ッ!! !se(Action)シュビー @0 !mv !wait15 !se(Shooting)レーザー !wait4 !se(Shooting)レーザー !wait4 !se(Shooting)レーザー !wait10 !bgm[追加]祈り !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)ジュゴー @408 \c[2]なっ……!? @1 両手に集まった緑の光が解き放たれて、 リセットさんの赤い光を包み込む……。 魔力が食い込む確かな手応え…… \sできた……ちゃんと成功したんだっ!! !se(Shooting)レーザー @408 \c[2]ウ、ウソでしょ……? \c[2]何度やっても、できなかったのに……。 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @402 す、すごい力……。 抑えるだけで、精一杯……。 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @409 \c[2]な……なんで、そんなに無理するの!? \c[2]もういいじゃん、全部消えて 終わりにしちゃおうよ! \f[30]\c[2]もう私に構わないでーっ!! !se(Action)雷光 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)雷光 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)雷光 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)雷光 !se(Action)ジュゴー @401 うわっ!? @1 ああ、やっぱりそうだ……。 リセットさん、自分の意志で魔力を 爆発させちゃおうとしてる……。 これ以上、苦しみたくないから……。 ……\sでも。 !wait30 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait15 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @402 ダ……ダメですよ……。 あなたは生きなきゃいけない…… \sどんなに苦しい思いをしたからって、 絶対に逃げちゃダメ……。 諦めなければ……あなただって、 いつか幸せになれるから……。 ……。 !se(Action)跳ね @404 いえ……\s絶対、幸せになるんですっ!! 私たち、同じなんだから…… 私が意地でも助けてあげるっ!! \f[28]共倒れなんてごめんですよっ!! !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait15 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)ジュゴー @408 \c[2]……っ! @1 気持ちで負けちゃいけない…… 私にだって、譲れないモノがある……。 絶対、帰らなくちゃいけないんだ…… \s待ってるって、約束してくれたんだから……。 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @402 あなたは一人で背負い込みすぎたんです。 ちょっとでも誰かに助けてもらえば、 苦しみだって、ずっと楽になるんですよ。 だから、まず私が助けてあげなくちゃ……。 @408 \c[2]な、なんでなの……。 \c[2]私、いっぱいあなたを傷つけたのに…… なんで、そこまで私のために……。 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @402 何度も言ってるじゃないですか。 私たちは、同じなんです…… \s確かに違う部分だってあるけど、 それでも同じだった……。 あなたも分かるはずですよ…… \sしゃべれないワンちゃんを助けた時、 そう言ってたんですから……。 @408 \c[2]……\sあっ。 !wait20 @0 \c[4]「この子、私と同じなんだもん……  仲間はずれなんて可哀想だよ……」 \c[4]「だから……だから……」 @0 !mv !wait40 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @402 ……私だって同じです。 仲間はずれの辛さは分かってる…… \sそんな子に手を差し伸べてあげることが、 どれだけ救いになるのかも……。 @408 \c[2]あ、あなたは……。 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @402 ……今の私には、居場所があります。 仲間って思える人に囲まれた…… 心から安らげる、自分の居場所……。 あなたにだってあるんですよ、 そういう居場所が……。 @408 \c[2]私の……居場所……。 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @402 覚えてるでしょ、あの頃の生活……。 親子3人で仲良く暮らしてたあなた、 とっても幸せそうでした……。 だから……また、戻りましょう? @408 \c[2]も、戻る……? \c[2]昔の……わたし、に……。 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait15 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 @402 そう、あなたは戻れるの…… 終わってなんていないんだもん。 だから、諦めたりしないで…… \s独りぼっちの辛さに負けないで……。 自分は違うからとか言って…… 自分の居場所を否定しないで……。 @408 \c[2]む、無理だよ……。 \c[2]父さん、もういないんだもん…… \s私の居場所なんて、どこにも……。 !wait20 !se(Action)ビシッ @404 何を言ってるんですか!? まだ、お姉さんがいるでしょ!? お姉さんと仲直りしましょうよっ!! @408 \c[2]……っ!? @402 もっと素直になってくださいっ!! あなたの記憶に出てきたお姉さんは、 あなたを見捨てるような冷たい 人なんかじゃない……! お姉さんが好きだったんでしょ!? \sホントは一緒にいたかったんでしょ!? お姉さんだって同じはずなんですっ!! \sだから……だから、きっと……!! @408 \c[2]……。 !wait80 !bgm !mv !wait20 \c[2]「あなたに姉さんの何が分かるの?」 !se../bgs/(環境)心拍 @402 ……っ!? !wait40 @408 \c[2]……\sあなたの気持ちは分かったよ。 \c[2]私たち、元々が同じなんだもん…… \s当然といえば当然だよね……。 !wait40 \c[2]でもさ……。 !wait25 !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !wait5 !se(Action)雷光 !wait3 !se !wait10 @402 なっ……!? !wait40 !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se @1 \c[2]「姉さんは、あなたの姉さんじゃない……」 \c[2]「姉さんのことは私が一番分かってる……  \sずっと一緒にいたんだもん……」 \c[2]「姉さんなら……何があっても  私の側にいてくれるって信じてた……」 \c[2]「その姉さんが……\s私を見捨てて  逃げちゃったんだよっ!!」 !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se @402 なっ、何、これ……。 光が……どんどん強く……。 !wait20 !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !wait20 !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se @1 \c[2]「いつもそうだ……」 \c[2]「姉さんは自分の都合でしか動かない……  \s分かってるようなふりして、何も  考えてなんかいない……」 \c[2]「姉さんはそういう人なの……  \s自分がよければどうでもいいの……」 \c[2]「姉さんは……\s姉さんはね……!!」 !wait15 @0 !mv !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !wait15 !se(Action)雷光 !wait3 !se !wait10 !se(Action)雷光 !wait3 !se !wait10 !se(Action)雷光 !wait3 !se !wait60 !se(Action)跳ね @409 \f[28]\c[2]姉さんは私を助けてくれなかった!! \c[2]私には居場所なんてないの…… \s\f[30]何もかも遅すぎたんだよーっ!! !se(Action)雷光 !wait2 !se !se(Action)雷光 !wait2 !se !wait15 !se(Action)ジュゴー !se(Action)雷光 !se(Shooting)撃破B !se(Action)爆発音 !se(Action)バリア音 @0 !mv !wait20 !bgmなんだこれは @401 うわあっ!? @1 ウ、ウソ……『封印』が破られる!? いけない……これじゃ、また魔力が……! !se(Action)跳ね @402 ダ……ダメッ!! お願いだから止まって……!! !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait10 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait15 @409 \f[36]\c[2]うわあああぁぁぁーっ!! !se(Action)雷光 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)雷光 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)雷光 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)雷光 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Shooting)撃破B !se(Shooting)撃破C !se(Action)雷光 !se(Action)ジュゴー @401 キャアアアァァァーッ!? @1 ……私が甘かった。 リセットさん……お姉さんのことが ホントに大好きだったんだ……。 だから、見捨てられたと思った時に、 こんなに深く傷ついて……。 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 @409 \c[2]嫌いだ……みんな、嫌いだっ!! \c[2]消えちゃえ! \s消えちゃえっ!! \s\f[34]みんな消えちゃえぇぇーっ!! !se(Action)雷光 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)雷光 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)雷光 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)雷光 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Shooting)撃破B !se(Shooting)撃破C !se(Action)雷光 !se(Action)ジュゴー !wait2 !se(Shooting)撃破B !se(Shooting)撃破C !se(Action)雷光 !se(Action)ジュゴー !wait2 !se(Shooting)撃破B !se(Shooting)撃破C !se(Action)雷光 !se(Action)ジュゴー @402 うっ……うあっ……! ダ……ダメだ……。 私の力じゃ……止められない……。 @1 思いの強さが違いすぎる……。 もう、私に、この子は救えない…… \s助けるどころか、みんな消えちゃう……。 私も……\s冬村さんや、シシト先輩も……。 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait5 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait5 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 @402 イ、イヤ……私、消えたくない……。 せっかく友達ができたのに…… \s帰るって、先輩と約束したのに……。 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait5 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 @1 そうだよ……約束したじゃん……。 私、この子を助けて帰るんだよ…… \sなんで、急に弱気になってるのよ……。 大丈夫……\sできる、できるんだよ…… \s今までずっと一人でやってきたじゃない? どこ行っちゃったのよ、あの頃の私……。 ……。 !wait60 ああ……そっか……。 私……もう、一人じゃ頑張れないんだ……。 困った時には、誰かが必ず私のこと 助けてくれてたから……。 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait5 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait5 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 @402 せ……先輩……。 シシト先輩が……いてくれたら……。 !wait20 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait5 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 !wait5 !se(Action)雷光 !se(Action)銃声 @1 なんて弱いんだろ、私……。 今まで一人で頑張ってたのに…… 一人で頑張る必要がなくなっちゃって、 ずっと、みんなに甘えてた……。 もう、私一人じゃ何もできない…… \s誰かいないと、何もできないなんて……。 !wait40 !se(Action)雷光 !wait4 !se !se(Action)雷光 !wait4 !se !wait12 !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !wait15 @402 ……っ! @1 ……だけど。 それじゃダメって、分かってるのに……。 やっぱり……私は……。 @402 ……。 !wait60 イヤ……イヤだよ……。 みんなと…離れたくない…… \sもう、独りぼっちなんて…イヤ……。 せ、先輩……\sシシト…先輩……。 !wait80 !bgm @0 !mv !wait20 \f[20]「た……たす…けて……」 !wait80 !se(Action)雷光 !wait3 !se !wait20 !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !wait20 !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !se(Action)雷光 !wait3 !se !wait60 !se(Action)ジュゴー @402 ……っ!? @408 \c[2]……\sえっ? !wait30 !bgm[追加]真なる決戦 @402 こ、これは……。 @409 \c[2]な……なんなの、この光!? @1 辺り一面に……淡い緑色の光……。 私でも、リセットさんでもない…… \s誰かが……どこかで魔法を使ってる? ……\sあっ。 !wait20 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait12 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait20 !se(Action)ジュゴー @408 \c[2]……っ!? @1 赤い光の勢いが……止まった……? @402 こ……これは、『封印』の……! !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @409 \c[2]ち、ちょっと……待ってよ!? \c[2]この感じ……\sまさか、そんな……!? @0 !mv !wait60 !v5=1 !mvシシトの部屋 !wait30 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait10 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @736 くっ……なんて魔力なの……。 リセットったら……ホントに加減を 知らない子なんですから……! @132 ぜえっ……ぜえっ……ぜえっ……。 @410 シシト君……大丈夫? @131 な、なんとか、ね……。 できれば、もうちょっとだけ力を 抜いてくれるとありがたいんだけど……。 @412 あっ……ごめん……。 @131 クロウ……魔力の吸い取り方、 もっと優しくできないの? @833 ゼータク言わないでくれっ! お前の魔力を女神様に送るだけで 我は手一杯なんだっ!! @131 とほほ……。 !wait10 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @412 ……でも、よかった。 シシト君が戻ってきてくれて……。 @830 ああ、ホントにギリギリだったからな。 @130 安心するのはまだだよ。 早くセトを……二人を助けなきゃ。 @730 (……リセット) !wait30 !mvnil @833 \c[5]い、いかん……また光が強くなった! \c[5]このままでは……! @412 \c[5]い、犬山さん……! !wait20 !se(Action)バリア音 @410 \c[5]……っ! !wait20 @730 \c[5]……詠唱は完了しました。 \c[5]これより、『送還』を使用します……。 @412 \c[5]あっ……! !wait20 !se(Action)シュイーン @133 \c[5]待ってください、女神様っ!! @731 \c[5]……っ!? @833 \c[5]シ……シシトッ!? @410 \c[5]……っ! !se(Action)跳ね @413 \c[5]シシト君……無事だったんだね! @131 \c[5]まあ、あんまり無事な状態でも 無かったけどね……。 \c[5]セトのおかげで戻ってこれたよ。 @410 \c[5]えっ……? @730 \c[5]で、では……セトさんは……。 @130 \c[5]……はい。 \c[5]セトは……まだ、無事です。 \c[5]今は、一人残って……リセットを 助けるために頑張ってます。 @412 \c[5]リセットさんを……助ける? @833 \c[5]ど、どういう事なんだ!? @130 \c[5]実は、かくかくしかじかで……。 @410 \c[5]……そっか。 \c[5]犬山さん、ようやく記憶が……。 @131 \c[5](便利な言葉だなぁ……) @833 \c[5]し、しかし……助けるどころでは 無くなってしまったぞっ! \c[5]リセットの魔力が…… 再び暴走を始めたんだっ!! @130 \c[5]……っ! !se(Action)跳ね @133 \c[5]な……なんだって!? @731 \c[5]……。 @133 \c[5]女神様、聞いての通りです! \c[5]このままだと、セトが…… \sいえ、二人が危ないんですっ!! \c[5]女神様の力を貸してくださいっ!! @731 \c[5]し、しかし……。 \c[5]こうなってしまっては、もう……。 !se(Action)跳ね @133 \c[5]何を言ってるんですかっ!? セトだって頑張ってるんですよ!? \c[5]今なら、まだ間に合うんですっ!! \s今度こそ妹を助けてあげてくださいっ!! @736 \c[5]かっ、簡単に言わないでくださいっ!! \c[5]私は、この世界の神なんですっ!! \c[5]自分の妹だからって、そんな……! !wait15 !se(Action)ビシッ @133 \c[5]\f[28]だったら尚更でしょ!? \c[5]自分の家族も守れない人が…… \s\f[28]どうして世界を守れるんですか!? @731 \c[5]……っ!? @412 \c[5]……っ!? @830 \c[5]シシト……。 !se(Action)跳ね @133 \c[5]お願いします、女神様っ!! \c[5]女神様の力が必要なんですっ!! \c[5]二人を助けてあげられるのは…… もう、あなたしかいないんですよっ!! !wait20 !se(Action)跳ね @413 \c[5]わ……私からも、お願いしますっ!! \c[5]犬山さんを助けてくださいっ!! \s私……なんでも手伝いますからっ!! @131 \c[5]……っ! @830 \c[5]……\s無礼は承知です。 \c[5]女神様……我からも、お願いします。 @130 \c[5]冬村さん……クロウ……。 @731 \c[5]みなさん……。 !wait40 @737 \c[5]……。 \c[5]私は……。 @0 !mv !wait60 !mvシシトの部屋 !wait20 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait15 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 @737 (父さん、母さん……ごめんなさい) (私……やっぱり、立派な神に  なんてなれません……) (でも、分かってください……) !wait40 @736 \s(あの子は……私の妹なんですっ!) !wait10 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @830 女神様、そちらはどうですか!? @730 ……っ! !se(Action)跳ね @736 は、はい……これなら大丈夫ですっ! シシトさんの魔力があれば…… 私の『封印』でも、リセットの魔力を 抑えておくことができます! !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @830 ……よし、この調子だ。 シシト、集中を切らすなよ。 @130 うん、分かってる。 あとは、セトの頑張り次第……。 !wait20 @133 いや……\s僕たちでなんとかするくらいの 気持ちじゃなきゃダメなんだっ!! !se(Action)跳ね @413 うん、私も頑張るっ!! @833 張り切るのは分かったから ちゃんとシシトを抑えててくれっ! 動かれては魔力が回収できんっ! @410 ……っ! @413 ご……ごめんなさいっ!! !se(Action)ビシッ @132 うげっ!? @831 \f[32]だから動くなぁぁぁーっ!! @132 \f[20]そ……そんな事、言ったって……。 !wait10 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @730 (……もう、口だけなんて言わせません) (待っててください、リセット……) (今度こそ……私は、あなたを止める……) !wait40 @736 (……\sいえ) (今度こそ……\sあなたを助けますっ!!) !wait20 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !mvnil @409 \c[2]ね……姉さん……!? \c[2]姉さんが……『封印』を使ってるの!? !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @400 (……\sシシト先輩だ) !wait30 @404 (先輩が……やってくれたんだっ!!) !wait10 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @1 これなら、いけるかもしれない……。 正真正銘……最後のチャンスだっ!! !wait15 !se(Action)ビシッ @404 先輩……力を貸してくださいっ!! !se(Action)シュイーン !se(Action)バリア音 !wait5 !se(Action)シュイーン !se(Action)バリア音 !wait5 !se(Action)シュイーン !se(Action)バリア音 !wait5 !se(Action)シュイーン !se(Action)バリア音 !wait5 !se(Action)シュイーン !se(Action)バリア音 !wait5 @408 \c[2]……っ!? !wait20 !se(Action)跳ね @0 !mv !wait4 @404 \f[40]『封印』ーッ!! !se(Action)シュビー !wait15 !se(Shooting)レーザー !wait2 !se(Shooting)レーザー !wait2 !se(Shooting)レーザー !wait10 !se(Shooting)レーザー !wait4 !se(Shooting)レーザー !wait4 !se(Shooting)レーザー !wait4 !se(Shooting)レーザー !wait4 !se(Shooting)レーザー !wait4 !se(Shooting)レーザー !wait4 !se(Shooting)レーザー !wait4 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)ジュゴー !wait3 !se(Action)ジュゴー !se(Shooting)撃破B @0 !mv !mvシシトの部屋 @730 ……っ!? @736 こ……これは……! @410 ……? @130 ……女神様? @830 どうしたんですか? !wait10 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @730 ……少しずつですけど。 魔力の暴走が……弱まり始めました。 @133 ……っ! @412 ホ……ホントですか!? !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @736 はい、間違いありませんっ!! おそらく……セトさんですっ!! \s彼女も、内側から『封印』の魔法を……! @130 セ、セトが……。 @830 どうやら、間に合ったようだな……。 @410 犬山さん……。 !wait40 !se(Action)跳ね @413 犬山さん……頑張ってっ!! \f[28]私たちも頑張るからねっ!! !se(Action)ビシッ @132 \f[32]いだだだだーっ!! 冬村さんっ! ギブッ、ギブッ!! @831 シシトも気合を入れんかぁぁー!! !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @736 みなさん、ここが踏ん張りどころですっ!! どうか、最後まで頑張ってくださいっ!! @413 はいっ!! @830 はいっ!! @132 \f[20]は……はい……。 !wait10 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !mvnil @409 \c[2]な……なんでよっ!? なんで姉さんがこんな事するの!? \c[2]私のこと見捨てたクセに、なんで……!! !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー @402 決まってるじゃないですか。 あなたは……最初から見捨てられて なんかいなかったんです。 あなたの信じてたお姉さんは…… こういう時、必ず助けてくれるでしょ? @408 \c[2]ま、魔力が……。 \c[2]私の魔力が……どんどん小さく……。 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait10 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait10 @402 ……もう、寂しがらなくていいんです。 あなたは独りぼっちじゃない…… \sあなたのこと、こんなに想ってくれる 人がいるんですから……。 もう、一人で頑張らないで…… \s一人きりで……苦しまないで……。 @408 \c[2]あっ……ああっ……。 !se(Shooting)レーザー @0 !mv !wait5 !se(Shooting)レーザー !wait8 !se(Shooting)レーザー !wait10 !se(Shooting)レーザー !wait12 !se(Shooting)レーザー !mvシシトの部屋 @833 小さくなってきたぞっ!! !se(Shooting)レーザー @736 みなさん、あと少しですっ!! !se(Shooting)レーザー @133 セト、頑張れっ!! !se(Shooting)レーザー @413 犬山さん、ファイトッ!! !se(Shooting)レーザー @831 踏ん張れぇぇー!! !se(Shooting)レーザー @736 (お願い……!) !mvnil !se(Shooting)レーザー @404 \f[32]いっけええぇぇぇーっ!! !se(Action)シュイーン !wait3 !se(Action)シュイーン !wait12 !se(Shooting)レーザー !wait6 !se(Shooting)レーザー !wait8 !se(Shooting)レーザー !wait10 !se(Shooting)レーザー !wait12 !se(Shooting)レーザー !wait15 !se(Shooting)レーザー !wait20 !se(Shooting)レーザー !wait25 !se(Shooting)レーザー !wait60 !se(Action)シュビー !wait15 !bgm !se(Action)バリア音 @0 !mv !wait5 @408 \c[4]……っ! @401 わっ!? !se(Action)ドゴン @0 !mv !se(Action)ドゴン !wait15 !se(Action)ズシャアアー !wait60 @408 \c[4]……。 !wait20 @402 はあっ……\sはあっ……\sはあっ……。 リ……リセット、さん……? @408 \c[4]……。 !wait60 \c[4]止まっちゃった……。 \c[4]私の魔力……完全に……。 @402 ……ふうっ。 !wait60 !se(Action)学内歩き @0 !mv !wait2 !se !wait40 !se(Action)学内歩き !wait5 !se !wait60 @400 ……\sねっ、助かったでしょ? 無理なんかじゃないんですよ。 あなただって、私と同じ……。 どんなに苦しい時だって…… みんなが、ついてるんですから……。 !wait80 @0 !mv \f[16]ポロッ…… @400 ……えっ? !wait60 !bgm黄昏 @1 \c[4]「……\sうっ」 \c[4]「ぐすっ……\sひっく……」 \c[4]「うあっ……\sあぐっ……\sああっ……」 @402 ……あっ。 !wait40 @1 \c[4]「わ、わたし……ぐすっ……」 \c[4]「わたし……\s助かったん…だよね……?」 \c[4]「もう……\sひっく……\s独りぼっちじゃ、  ないんだよ…ね……?」 @402 ……。 リセットさん……。 !wait40 @1 ああ……やっぱり、同じなんだ。 助かったって思えたことがホントに嬉しくて、 心の中で、何かがふっと切れた……。 あの時の私に……そっくりだよ……。 @400 ……。 !wait80 !se(Action)学内歩き !wait50 !se(Action)学内歩き !wait90 @0 \f[20]ギュッ…… @400 ……\sうん。 あなたは、ちゃんと助かったの……。 だから……安心して……。 @1 \f[20]\c[4]「ひっく……ひっく……」 @400 ……。 !wait60 @1 シシト先輩……。 私……あの時の先輩の気持ちが 少し分かった気がします……。 ちょっぴり……嬉しいです……。 ……。 !wait100 @0 !mv !wait20 \f[16]\c[4]「ねえ……大丈夫?」 @400 ……っ! !wait20 !se(Action)跳ね @402 あっ、その……ごめんなさい。 私、ボーっとしちゃって……。 @1 \c[4]「ううん、いいの……」 \c[4]「謝らないといけないのは、私の方だから……」 @400 リセットさん……。 !wait40 @1 \c[4]「……ごめんね」 \c[4]「私の勝手な思い込みのせいで……  あなたとか、姉さんとか、たくさんの人に  いっぱい迷惑かけちゃった……」 \c[4]「だから……ごめんなさい……  \sもう、他に言葉が見つからなくて……」 @400 ……。 !wait20 迷惑なんかじゃないですよ……。 あなたは、みんなに向かって 寂しいって言ってただけなんです。 あなたがやったことだって…… きっと、みんな分かってくれます……。 もちろん、お姉さんも……。 @1 \c[4]「……」 !wait40 !se(Action)跳ね @404 ううん……むしろ、逆です! どうせなら……\sもっと、いっぱい 迷惑かけちゃえばいいんですよっ!! @1 \c[4]「えっ……?」 @400 だって、そうじゃないですか。 今まで、ずっと独りぼっちで、 遊ぶことも、誰かとお話することも、 何もできなかったんです。 その分だけ、いっぱいワガママを 言っちゃえばいいんですよ。 @1 \c[4]「で、でも、そんなの……」 !se(Action)ビシッ @404 いいんですよ、あなたはホントに 辛い思いしてきたんです! 好きなこと、思う存分楽しんで…… \s今までの事なんか忘れちゃいましょう! もし、文句を言う人がいたら…… 私がガツンと言ってあげますからっ! @1 \c[4]「……」 @402 あっ、でも……。 好きなことやるのは構いませんけど、 誰かを消しちゃったりするのは いけませんからね? せめて、ちょっと蹴るとか…… \sまあ、それもマズいんですけど……。 !wait40 !se(Action)跳ね @0 !mv !wait15 @400 ……っ! !wait20 @1 \c[4]「……よかった」 \c[4]「あなたが、思ってた通りの人で……」 @400 えっ……? @1 \c[4]「……」 !wait40 \c[4]「私……あなたのこと、ずっと  自分の影としか思ってなかったの……」 \c[4]「姿かたちが同じな、私のニセモノ……  \sこの世界に映し出された、単なる『\r[影,シルエット]』……」 \c[4]「そういう存在だって決め付けてた……  だから、余計に悔しくて……」 @402 く……悔しい……? @1 \c[4]「あなたは……独りぼっちじゃなかったの」 \c[4]「私たちが記憶を失くしてた時……  友達とか、家族とか、たくさんの人が  あなたを助けてくれてて……」 \c[4]「なんで、こんな違うんだろって……  \s自分の影にまで裏切られた気がして、  ホントにガッカリした……」 \c[4]「だから、あなたを閉じ込めてたんだよ……  \s私と同じ目に\r[遭,あ]わせたかったから……」 @402 ……。 そう……だったんですか……。 @1 \c[4]「でも……今は、そうじゃないよ」 \c[4]「私ね、やっと分かったの……」 !wait40 \c[4]「あなたは……私の『影』なんかじゃない」 \c[4]「きっと……\s私の『夢』だったんだ……」 @400 ゆ……ゆめ……? 私が……リセットさんの……。 !wait20 @1 \c[4]「私……昔から、ずっと考えてた……」 \c[4]「たくさんの友達に囲まれて……  毎日、笑いながら楽しく過ごしてる、  もう一人の自分の姿……」 \c[4]「寂しい時、自分がイヤになりそうな時は、  いつもそれを思い浮かべてたの……」 \c[4]「きっと、こうなんだろうなって……」 !wait60 \c[4]「そう……\sそれが、きっとあなた……」 \c[4]「私が思い描いていた以上の夢……  \sとびっきりの夢、私に見せてくれた……」 \c[4]「だから……ありがとう……」 @400 リセットさん……。 !wait80 !se(Action)ミス @0 !mv !wait15 @400 ……っ! !wait15 !se(Action)跳ね @402 ち、ちょっと……リセットさん!? あなた……その体……! @1 \c[4]「大丈夫だよ、消えたりしないから……」 \c[4]「ちょっと……眠るだけ……」 @402 えっ……? @1 \c[4]「私ね、今まで安心して眠れたことないの」 \c[4]「なんだか、すごく怖かったんだ……  寝ちゃったら、もう、誰にも会えなくなる  ような気がずっとしてて……」 \c[4]「起きるのも大嫌いだったよ……  \s目が覚めても、誰もいないから……」 @400 ……。 !wait40 @1 \c[4]「でも……安心できたのかな?」 \c[4]「なんだか、急に眠くなってきちゃった……」 \c[4]「だから、しばらく、眠らせてもらうね……  \s姉さんのことも考えたいから……」 @400 お姉さんのこと? @1 \c[4]「……」 !wait60 \c[4]「姉さんには……まだ、ちょっと会えない」 \c[4]「私の中で気持ちが整理できるまで、  ちょっと、一人で考えさせて……」 @400 ……。 @1 \c[4]「でも、会いたくないんじゃないよ……」 \c[4]「会う勇気が出ないだけなの……  \s起きたら、絶対に会いに行くから……」 \c[4]「だから……お願い……」 @400 ……。 !wait60 分かりました……。 お姉さんには、私から言っておきます。 焦らないで、ゆっくり考えて……。 @1 \c[4]「……ありがと」 \c[4]「その代わり……私が眠ってる間は、  好きなように魔力を使っていいからね」 \c[4]「それで……私に夢の続きを見せて……」 @400 えっ……? @1 \c[4]「私の魔法……初めて見たはずなのに、  あんなに上手く使えたんだもん……」 \c[4]「だから、遠慮なく使っていいよ……  \sきっと……あなたの役に立つから……」 @402 そ、それは分かりましたけど……。 でも、夢の続きって……。 @1 \c[4]「……待ってるんでしょ?」 \c[4]「あなたを助けてくれた、大切な人……  私……ちゃんと分かってるんだからね?」 \c[4]「だから、早く行ってあげなよ……  \s次は、あなたが夢を叶える番だから……」 @400 ……っ! !wait20 @403 あっ、いや……えっと……。 それは……その……。 @1 \c[4]「ほらっ、ボサッとしないでっ!」 \c[4]「あなたが戻らなきゃ、あの人だって  待ちくたびれちゃうでしょ?」 \c[4]「それに、友達や、姉さんもいるし……」 @400 あっ……。 @1 \c[4]「……」 !wait40 \c[4]「このまま終わらせないでよね……」 \c[4]「あなたとみんなのステキな夢……  もっと、いっぱい見せてよ……」 \c[4]「私、楽しみにしてるんだからさ……」 @400 リセットさん……。 !wait60 @404 ……\sはいっ! 私、精一杯、頑張りますっ! !se(Action)ビシッ \>私、精一杯、頑張りますっ!\< (ピシッ) @1 \c[4]「うん……それでいいんだよ……」 \f[20]\c[4]「じゃあ……私、もう寝るから……」 \f[16]\c[4]「ちょっとの間……さようなら……」 \f[12]\c[4]「また、会おうね……\sもう一人の…わたし……」 !wait80 !bgm !se(Action)シュイーン @0 !mv !wait100 @400 ……。 !wait80 @1 うん……おやすみなさい……。 目が覚めたら……また、会いましょう……。 もう一人の……わたし……。 !wait100 @0 \> \